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「ミニ自分史」(32)「PTAの役員として」その1

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 息子が都立高校の2年生になる年の1月、とつぜん知らない女性から電話が入り、PTAの役員として推薦された。 あとで分かったことだが、前年の保護者会のとき、私の発言が担任(男性教師)より説得力があった、 というのがその理由だったそうだ。
 しかし、それは口実で、PTAの役員はほとんど"母親"という状況に、定職を持たないヒマな男として、 俎上に上ったというのが真実であろう。
 それはともかく、副会長を引き受け、なにか高校生の役に立つことをやらなければ、と思うところが"ズレ"のはじまりで、 考えたのが次のような「提案」をしようと思ったことである。
 実際に会合等に出てみれば、そこは全く想像もできない"別世界"で、これは提案以前に自ら"没"にせざるをえなかったものである。(2006・9・12橋本健午)

人生いろいろ

               提案(2003・4・21 橋本健午)

自分を 中心に 据えるから 腹が立つのだ
 みんなが"ジコ虫"の世の中になれば、平和ですか? 幸せになれますか? お互いに相手の立場を思いやれば、気持ちも楽になりますよ。

すぐバレる ウソをつくのは 正直者か
 「ウソも方便」ということわざがありますが、"オオカミ少年"にならないように。 こういう人は、正直者というより、気が小さいだけかもしれませんが。

ひとは 群れたがる
 これは"仲よくする"ことと同じ意味ではありません。人間は自分自身の考えを持ち、行動することが大切なのです。

今の人は 代案のない人生を 歩んでいる
 いま、スーパースターのボブ・サップは、父親から二つ目の仕事も考えておけといわれたそうです。 勉強もし、スポーツもできるから、今日があるのです。

自分を 守りたければ 他人の詮索 をしないこと
 みんな自尊心があり、また他人にしゃべりたくないこともあります。根掘り葉掘りと聞かないことが、 友人関係を円滑にするのです。

石ころや 子犬からも 学ぶこと ができる
 自分より、小さいとか、弱いからとバカにしないことです。"学ぶ"ところは学校だけではありません。 謙虚な気持ちで接すれば、みな"教師"です。

自分を殺せば まわりの人も 殺すことになる
 人間は、一人で生きているのではありません。だからといって、知らない人を巻き込む"集団自殺"などを正当化してはいけませんね。

老若男女 みんな公徳心を持たない
 "いまどきの若い者は…"というセリフは、紀元前からあったそうです。大人がやっているからと、 なんでもマネをするのは"大人気ない"ですね。 


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