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「ミニ自分史」(80)「望のことば その1(さち子の収録による)」 20080726

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 1986(昭和61)年9月15日生まれ(当時、9月15日は敬老の日<祝日>であった)

87・10・27…朝は、望が抱っことお父さんにしがみついて離れず、下ろすとすぐ泣いて大変だったけど、 ちがうオモチャを与えたら、もう気が変わった。/金曜日夜から、名古屋、大阪(高校同窓会)と行って、 しばらく留守だったから、淋しかったのかも。/このごろ、いろんなことが分かってきて、日々進歩していく。 /「いってらっしゃい」は、ずい分前から言うのに(11カ月頃から)、後はまだ意味不明のことばかり。 でも、ずい分おしゃべり。/今日も、知らないおじさんから、「何語かな」といわれた。 /足は早くて、走るように歩く。逃げ出すと追いかけるのが大変。/(同じ階に10軒以上ある)ドアが開いていると、 どこでも入ってしまうし、だれにでも抱かれるし、お愛想はいいし、いい子

おとうちゃん/いってらっしゃい/バイバイ

88年…今年に入ってから、「おかーか」というようになったけど/でも「おとうちゃん!」が多い /だれにでも「おとうちゃん!」だから。

 元気はいいけど、いたずらはやめないし、ダメといっても、叩いても、こりずに突進! /気にいらないと、ひっくり返るし、この1年が大変みたい/分かっているようでも、何故かは理解できないので、 いけないことばかりする

 『子どもと大人のほんとうは』毛利子来編著 晶文社  の中の 中川李枝子 のはなし《加筆を》

 中島梓 すいせん
 『新エミール』(毛利子来)、『赤ちゃんのいる暮らし』(〃)、『幼い子のいる暮らし』(〃)
 『自然育児法』(吉野秀彦)

 望 1歳4ヵ月
 イスにのぼって、テーブルの上まで、簡単に行くようになったので、食事時は大変 /誰か一人 望係がいて押さえていないと。それでも力が強いので、負けそう/そうじ機も本体とホースを両手に持って。 /食器戸棚もイスに乗って、開けるようになってしまった。/幸恵の机やおとうさんの机も荒らし放題。 飽きたらやめるかもと思うのだが。/ときどき、口をとんがらせて、チーといって、ウンチを教える。

 望 1歳6ヵ月
 63・3・15(火)…遊び車から下りようとしてバランスを崩し、外のコンクリートの角に額をぶつけて、4針縫う。 血が止まらないので、びっくりして、救急車を呼ぶ。/慈恵で手当てをしてもらう。ついた頃には泣いていなかったけど、 縫う時はあばれるので大変。看護婦さんが押さえつけていても、力が強くて大変だったらしく、次の日に行ったら、 手が痛くなったといわれた。/1週間目に抜糸。その時は私が手を握って、歌を歌っていたら、おとなしくしていたし、 全く泣かなかった。隣の部屋の先生も出てきて、「あれ、今日は泣かないのか」ですって、失礼ね。 /この前のあばれ方がすごかったので、また、泣くと思ったみたい。でも、そのあと抜糸まで3回、通ったけど、おとなしく、 バンソーコー、取り返させてくれた。やっぱり、強い子。/15日のときも、大泣きしたあと、「バイバイできる」と私がきいたら、 涙をためた目で、先生に「バイバイ」をちゃんとした。

 ノン君のおしゃべり
 呼ぶときの愛称…のんすけ・のん太郎・のんべえ
 おとうしゃん/あかあたん/おっこっちゃった/ワンワン(動物は何でもワンワン)/デンキ /キレイ(お花や"さやか人形"を見て)/トケイ/ブーブー、バイバイ/バナナ、マンマ/おくち(私の口の中へ指を突っ込んで) /あかちゃん(自分の写真を見ても、こういう)/ナイナイ

 63(1988年)・5・15 望、1歳8ヶ月
 おもちゃの絵」のヨコに、同じ形を見つけて穴に入れる この前まではできなかったのに、いつの間にかできるようになった

 夜中に泣いたときは私が抱いてもだめ "おとうたん"と何回も呼んで、彼が抱くと泣き止んで、肩に頭をのせて寝る

 トマトは → バッタッタ/おせんべいは → おべべ/緑色のやさいはみんなキイーイ(キューイ、きゅうり、ピーマン) /幸恵のことは キイー(ゆえ から来るのかな)

 明日で1歳10カ月 63・7・14
 このごろは行動もすばやいし おしゃべりも達者で いたずらばかりで大変
 ドアが少し開いていれば 押して はだしのまま 飛び出してしまう 追いかけても なかなかつかまらない
 靴のまま 部屋を走り回ったり 分かっていてわざとする
 「お水、お水」というので コップに入れてやると 口に含んで逃げていってから 部屋の中でバアーと出す
 今日は牛乳を口に入れて 布団を汚した 怒って ほっぺを叩いても 知らん顔
 虫に刺された足を指して 「いたい、いたい」という

 今晩は健午氏が遅くて まだ帰っていなかったので 隣のドアが開いた音を聞いて
 「あっ、おとうたんだ! おかえんなたい」と 飛び出していった

 《ことば》
 せんぷうき → ねんくりーと / きゅうきゅうしゃ → キィーキィーシャ
 ブルドーザー → バージャージャ / オートバイ → オババイ
 あそぼう → あぼぼ / ぬぐ → ぐぬ
 のむ → むの / おかたづけ → おかた
 スヌーピー・ミッキーマウス・ウッドストック → ミッキーちゃん

 おねえちゃん とって のんくんの (カセットのこと)
 なおちゃん はーくきてー
 のんくん いたい

 エレベーターの数字を教えて 1〜11までだいたい言える  好きなのは6,7

 63・8月末
 おしゃべりはますます達者になる
 自分の名前は 「あちもと ももむ」 面白いので何回も言わせてしまう
 自転車に乗っていても しゃべりどおし 「あ! きーこーでんしゃだ」
 スヌーピーも せんぷうき もちゃんといえる
 しんかんせんも しんせんか といっていたけど 幸恵が教えて正しく言えるようになった
 右手と左手も分かるよ

 63・9月
 ・人参 ここ入れて(お皿を指して)
 ・メロン ここ 入れたわ(スーパーのかごに入れてしまってから)
 ・おかあちゃん! おねがいする
 ・(食事のとき)なくなっちゃった もっとちょうだい
 ・(みそ汁のおわんを持って)熱いかな? ちょっと熱いね
 ・やだもん ミルクは飲まないもん
 ・(テレビを見ているところを呼んだら)しょうがないわ (と、来た)
 ・(上にぶら下がっている懐中電灯を指して)あれ、ちょうだい のんくん、届かない
 ・電気 ついて(つけて) のんくん くらい
 ・またくるね、またきたよ

 63・11・13
 2歳過ぎてからは、お話もきちんとでき、こちらの言っていることもよく分かるのに、おしっこの方がだめ。
 9月は雨降りが多くて、10月に入ってトレーニングパンツもたくさん買いたして、おしめをはずして、 パンツとズボンにしているが、11月に入っても、まだ出る前に教えない。この分では今年中にできるようになるか、 あやしくなってきた。
 怒らないようにと思うのだが、チーといって、取りかえようとすると逃げ出して、つかまえるのが大変。 脱がせて、じっとしてなさいと言っても、また逃げ出すし、つい怒ると、フン!と、そっぽを向く。
 顔を真っ赤にして、力んでいるので、あ、ウンチだと思って、そばに寄ろうとすると、まだ何も言わないうちに、 「ちがうもん、ウンチじゃないもん!」と逃げるという 悪たれ。
 おしゃべりとおしりが反比例で、吉留さんでもご迷惑をかけている。
 ほ乳ビンで牛乳を飲みながら寝るのも、虫歯になるから止めるようにと言われているけど、反抗が恐ろしくて、 まだ実行できないでいる。

 「おべんじょで チーでてないもん」
 「うしろからブーブーがきちゃうもん」
 「あとでおさんぽ、いこうね」
 電話で遊んで、「もしもし、おかあちゃんか。うんうん。あのね、にんじんはないか。ばいばい」
 (ミカンを食べてしまってから)「あれ! おミカン、どこへいっちゃった?」(とキョロキョロする)

 1989・1・11
 平成元年になっても、Nは相変わらず、いたずらっ子
 おしゃべりはこちらが驚くほど、正確な言葉づかいをする
 ・「どうして、お洗濯するの」 私『ご飯を食べたりして汚れているからよ』
 ・「ああ、そうですか」
 ・「テレビ 消しとく?」
 ・「てんのうへいかは?」
 ・「のんくんに チューとやって。ありがと」
 ・トイレでおしっこ出て、「いけませんじゃ ない?」(私がいつも「いけません」と叱るので)
 ・布団を指して、「こっち、おとうさんの。あっちは、のんくんの」
 ・エレベーターのいたずら書きを見て、「いけませんねえ」
 ・「おせんべいとって! のんくん、ちっちゃいから とどけ(か)ない」
 ・テレビでかわいい女の子が出てきて、私がかわいい、おとなしい子だな、というと、 「抱っこしてっていわないね」(このごろ、私にばかり、抱っこ、抱っことうるさいので)
 ・幸恵に、ミカンをむいてもらって、「ミカンおいしいね、おねえちゃん、おいしい?」
 ・おしっこというので、急いでそばに行って、『あーあ、もうしちゃったの』といって、パンツを下ろしていたら、「泣かないの!」
 ・新聞に、レーシングカーを見つけて「あっ、レーシングカー買わなくちゃ」
 ・テレビを見て、『ワンワンお利口ね、のんくんは?』「のんくん、お利口、やらない!」
 ・電話で一人遊び。「もしもし、ハシモトです。おくさま、いらっしゃいますか?」
 ・ママちゃんから電話がかかってきて、おかあさんは? と聞かれて「おそと」と言って「じゃーね、バイバイ」と切ってしまった。
 ・ジュースを飲んで、「おいしいと思う」(?ではない)
 ・右と左の区別がはっきりと分かる。耳・目・手・足
 ・出る前に、おしっこと言えたので、『すごいな、おにいちゃん』といったら、「あぁ、こんなこという!」
 ・「のんくん、調子が悪い」『どうして?』「だって、足が痛いんだもん」
 ・「NHKテレビを見て、「おかあさんといっしょって書いてあるよ。のんくんといっしょでなかったなあ」
 ・「目をつぶらないで。のんくんもつぶってないでしょ」
 ・私の髪の毛を引っ張って、「泣いてもいいよ」
 ・転んで、「ざんねんでした」
 ・『おにいちゃんだから、1人でおしっこに行ってらっしゃい』「だって、おねえちゃんだから、行かない」
 ・ティッシュペーパーを全部出して、「わざとやったんじゃないよ」
 ・幸恵が望の散らかしたオモチャをかたづけていると、「すいませんねえ」

 89年6月
 このごろ、バカ丁寧な言葉づかいをする
 『悪い子はたたくよ!』「たたかないで下さいませ。悪い子じゃないでございます」

 《望の言えない言葉》
 こいも(の)ごり <こいのぼり>  ウルトマラン <ウルトラマン>
 エベレーター <エレベーター>  ビレド <ビデオ>
 たけした もごる <竹下 登(首相)>

 89年9月
 馬が走るテレビを見て
 「ノン君 おうまさん のりたい おかあさんは? おとうさんは? おねえちゃんは?」
 と聞いていたが、このごろ、
 「ノン君 おうまさん好き おかあさんも好き? おとうさんは? おねえちゃんは?」
 にかわってきた。

 お月さまを見て、
 「みかづきがでてるよ。おそとにいて きもちいい、きもちいいといってるよ」

 89年10月3日(火)
 今月から、プールに1人ではいる。(3歳になったので、ベビースイミング卒業)
 親の方が心配していたのに、案ずるより生むがやすしで、元気にバイバイして、飛び込みもできるようになった(1回目で)。
 はじめは泣いている子が多いのに、コーチと一緒に潜るのも泣かなかった。
 ずい分、がんばったのでびっくり。でもやはり疲れたらしく、帰ってから 昼寝。

 おしっこは大体教えるようになったけど、うんちは相変わらず、パンツの中にしてしまう。
 うんちをしてしまってからの言葉、
 ・おかあさん、ねえー のんくん、なんかしちゃった
 ・おかあさーん、きりんさんが のんくん、くさいっていってるよ
 ・のんくん、おべんじょいこうかな といったの(テーブルの下にもぐってしまってから)

 幸恵がお勉強に行くとき――
 ・「しっかり おべんきょう するんですよ」
 ・このごろ「どうして?」が多くなる
 ・テレビのニュースを聞いて、「将軍、てなに?」『いちばん、えらい人よ』「どうして?」
 ・「いつまでも新聞みているとつかれますよ」(私に向って)
 ・朝の食卓で、幸恵に向って、「おはようございますは?」、幸恵『おはようございます』「ほら、いえた!」

 ・「のんくん、お誕生日だから、ケーキかってくれる?」(と言って、お父さんにケーキを買わせる)
 ・ゴミやさん、行っちゃうから、階段で行きましょうよ」
 ・(ブランコを漕ぎながら、1,2と教えていたら)「お母さん、よく 数字 覚えているね」
 ・もうしわけないのですけど、おしっこだそうです」
 ・(E子にTELしたら、いなかったので)「のんくんのおうち、来るんじゃない?」
 ・『ご飯はよくカミカミするんですよ』「アメは?」(アメはいつも噛まないで、なめるのよと言っているので)
 ・『よく噛むと、お姉ちゃんみたいに頭がよくなるよ』「お母さんは?」(と言われて、一瞬躊躇したが、お母さんもよと答えた)
 ・(子守唄を歌って、望を寝かしつけていたら)「お母さん、つかれたでしょ?」
 ・夜寝るとき『のんくん、今日もよい子だったね』というと、「明日も、よい子でがんばるぞ!」

 90年になって
 ますますオシャベリに磨きがかかり、イタズラもひどく、言うことを聞かない
 ・うんちも一進一退 教えてトイレでできるようになったと思ったら また逆戻りしたり
 ・1〜10まで、数を数えられるようになった
 ・家族は4人ということが分かって、お父さんがいないときは3人とか分かっている
 ・4人に、ゆうちゃんとゆうちゃんのおばちゃんを足すと何人? と聞かれて、しばらく考えて「ゆうちゃんに電話してみる」と電話をかけるマネ。 そして「お母さん、聞いて」と私に受話器を渡すマネ

 ・(パンツにうんちをしてしまって)「おかあさん、おこる?」
 ・(パンツをはがす。ごろごろしているので)『何してるの?』「何もしてない」
 ・「お母さん、そんなに怒ったら、ぼく泣きそう」
 ・(幸恵が学校で作ったクッキーをあげたら)「おねんちゃん 作ったクッキー おいしかった ごちそうさま」(とペコリ)

 90・5・14
 ・「だれが雨を降らせているの?」『だれかな?』「カミナリさんじゃない?」
 ・♪となりのおうちのおにわだよ おいしいおかしをみつけたよ みんなでたべにいこう♪
 (節をつけて歌う創作の歌)

 90・5・30
―三種混合の予防接種に行って―
 (1)「いい子にしてたら、アイスクリーム買ってくれる?」
 (2)うちに帰って、ヨーグルトを飲み終わったら、「あー、疲れがとれた!」
 (3)「"注射"と"駐車"は同じだね」

 89年10月
 ・昼のテレビの野球中継を観て「暗くないのに、野球なんかやらなくていいよ」
 ・(朝の食卓で)「こっち、いただきたいと思います。おかあさん、おいしいです」

 4歳のお誕生日に
 ・祖母から"レゴ"をもらって「ママちゃん、やさしいから ボクうれしいなあ」
 ・私が長電話をした後で、「少し、電話を短くすれば…」
 ・幸恵が勉強<K塾>から帰ってきたら、「お帰りなさい、疲れたでしょ」
 ・夜、お布団の中で「なんだか、さみしい気がする」『さみしいってどういうこと?』「いやな気持ちがするから」
 ・ミカンをかごにいっぱい入れてきて、「どのくらい重いか、はかってみる」とハカリを出す
 ・幼稚園から帰るとき、「S君のうちに、お姉ちゃんのお友達が8人来るんだって」『S君はどうするの』 「お姉ちゃんたちと一緒に遊ぶんじゃない?」『じゃ、S君入れると9人だね』
 ・「あれ、なに書いてあるの?」とよく聞くようになった。上の言葉もメモしたら、「なに書いたの?」と聞かれた。
 ・(泣いたあと)お目目の中の涙を吸い取っている…

 91年3月
 ・(テレビで、外国の庭園が写っているのを見て)「あれ、なあに?」『お庭よ』「おにわ、そと?」
 ・「ぼく、なにどし?」『とらさんよ』「どうして、いやだな。ぼく、キリンどしがいいな。キリン好きだもの」
 ・お風呂で、私の頭にジョウロをぶつけて、「あ! ごめん。無意識にやっちゃった」と言ってから、「無意識って、なあに?」

――幸恵の言葉――
   私が、何かのことで怒って、本当に貴女は常識がないんだからと言ったら、「常識はないけど、良識はある」と答えた。

 91・5・19夜
 ・(三日月様に向って)今日 早く寝られますように/雨が降らないように/お友達ができますように/いつかサンタクロースさんが来るように

 ・(ベランダから、"こだま"が返ってきて)「近くの家から東京タワーに行って、エレベーターに乗って、てっぺんから海に入って、 ジャブジャブあらって、もどってくるの」

 ・(T君のうちに行きたいというので)『たっちゃんちは赤ちゃんが生まれるので、おばちゃんが大変なのよ』 「それじゃ、ねんねんよ、するの大変だね」(T君とK君と赤ちゃんのこと)
『よその子は、ねんねんよ、しないよ』「へえー」

 6/7
 ・自転車の後のイスから体を横にしていて、頭に鉄棒にぶつかって、コブができる。 夜寝るときコブに手を当てて、「お山に登った気分みたい」

 91年6月末
 ・(だれが布団を敷くかで、もめていたら)お姉ちゃんは布団敷く/お母さんはお皿片付ける/お父さんは食べる/ボクは遊ぶ

 ・(お子様ランチについたオモチャを見て)幸恵『このおもちゃ、子供だましみたい』「いいだばし、だよ」

・(テレビのニュースを見て)「海外旅行ってなあに?」健午『貝と貝が旅行するの』「ボク、貝になりたい」

 9月19日幼稚園へ行くとき
 ・(長靴に雨が入ってしまって)「英語のWみたい」『くつの中がじゃぶじゃぶするから?』「うん」

 10月22日
 ・バラの花が一輪咲いていたので、自転車を止めてみていたら、「バラは一輪て言うの? 一輪車は自転車だね」

 お父さんが中国旅行中(91・10)
 ・『お母さんのいうこと聞かないと、お父さん、お土産買ってきてくれないよ』「でも、どうして(お父さんに)分かるの?」

 ・中国土産のチャイナ服を来た幸恵を見て、「お姉ちゃん、きれい! ボク、お姉ちゃんと結婚する」

 ・朝、登園途中に「おはよう」と、Nが声をかけた女の子がいて、『だれ、あの子?』「ボクのお気に入りの子なんだ」

 ・「3年とぉー8か月ぅ 一緒に暮らした仲だったのに 抜けちゃったぁーあ」
 (さて、ここで問題です。なにが抜けたのでしょう? 1、ボールの空気 2、ねじ 3、歯)

 ・お風呂から上がったあと、「お母さんはオチンチンない」『男と女ではツクリが違うの』「生き方も?」

 ・耳掃除を嫌がるので、『お姉ちゃんは、いい子でやらせたのに、どうして望はいい子ではないの?』「後から生まれたから」

 92年3月
 ・「ボク大きくなったら、なにになろうかな?」『何でも好きなものになっていいよ』 「バスの運転手さん、トラックもいいな。アー、どうしようかな。ねえ、お母さん、何にしようか」

 ・別の日。「総理大臣もいいな」『へえー』「平和な世の中つくるんだ」

 ・「(隣の)カズヤ君、どうしているかな」というので、『もう遅いから、外で呼んでは駄目よ』といったら、 「心の中で、カズヤ君、といったの」

 ・「ボク、脳みそいっぱい つまってる。はじけるように つまってる」

 ・「お父さん、男の人だから、わたしって言わないんだよ」『なんていうの?』「オレって言うんだよ」

 ・一人で留守番できると言ったばかりなのに、ちょっと帽子を取りに戻るだけでもイヤというので、おかしいなと言ったら、 「あれ、いま、そんなこと言わないよ」

 6月20日すぎて
 ・「お父さんの誕生日が過ぎたから ボクの誕生日が近くなったね」

 7月21日
 ・「ああー今日から夏休みかあー つまんないなあー お友達とも遊べないし 先生にも会えないし お母さんはご飯くれないし」『エエッ?』

 ・Sさんとの電話で、夏休みに島に行くというので、『いいわね、島に行ったことないのよ』と言ったら、 「お母さん、島に行きたいなら、広島に行けば…」

≪補遺・健午の収集による≫

87・6・18夜
 ・健午『ボブ・グリーンの本を読まなくっちゃ』「なに? 五分五厘がどうしたの?」([ボブ・グリーンの父親日記])

88・4・26
 ・望の歌「ぽっぽっぽっ あたたった・・・」

90・4・7
 ・消防車で遊びながら、「火事が起きない、まだ火事は寝ているんだね」

90・4・9
 ・夜8時ごろ、オモチャを持って、吉留さん宅へ行く。健午『どこへ行くの?』「分かってるだろ!」

92・4・26朝7:50
 ・「人間は何でできているの?」・・・セキをしながら、「ロボットはステンレスでできている」


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