『心-こころ- 橋本健午のページ』「父と大連・満鐵…」

寄稿＜「圖書館新報」→「滿洲讀書新報」1937-1944＞　その1

　父は、この滿洲讀書同好會編による「圖書館新報」（のち「滿洲讀書新報」と改題）に昭和12(1937)年の第1号から昭和19(1944)年の77号まで断続的に10本ほど寄稿している。他に、人事・消息欄に名前が登場するのは7件ある（この資料は「日本植民地文化運動資料４　復刻版／緑蔭書房1993」による）。
　年齢でいえば、49歳から56歳にかけてである。この昭和12年4月には長年、携わっていた満鐵各図書館報「書香」の編集人を4月号(第94号)で降りている。そして「12年11月末、滿鐵學務課圖書館掛主任から安東日本學校組合主事に轉出」となっている。昭和14年末には「滿鐵を離職」し、縁が切れたようだ。なお、その時々の肩書は掲載された文章の末尾に記されている。
　私生活の面を見れば、2年前の正月、最初の妻が4人の子供を残して亡くなり、夏にはその追悼集や句集を自費出版したが、その秋には再婚をしている。
　子供たちは、どうであったか。次男明郎は16年11月に海軍兵学校を卒業し、翌年6月海軍少尉に任官し、同時に霞浦航空隊飛行學生を命ぜられる。そして17年3月宇佐航空隊學生を命ぜられ、9月卒業と同時に南方への出陣を命ぜられ、 19年2月内南洋クエゼリン島で玉砕した（遺骨は戻らず／海軍大尉）。一方、三男昭三は18年4月広島陸軍幼年学校に入学(47期)したが、その後（20年8月）原爆被災の学友を助けるため広島市内に入り、自らも被爆している。この間、後妻トワとの間に男児二人が誕生した。2歳上の兄と私である。
　ここに、3回に分けて掲載する予定で、私なりに（注）を付してみた。2009･01･13　橋本健午

「圖書館新報」

ア）「讀者と圖書館」　　橋本八五郎（昭和十二〈1937〉年四月十五日　第1號（3））

　圖書館の從事員は、恐らく世人の想像以上に、讀者へのサーヴイスといふことを考へてゐる者である。勿論、サーヴイスといつても、社會敎育の一機關である圖書館であるから、普通の商店が顧客に對する態度と同一ではあり得ないが、讀者の敎養上に裨益するものを選び、實用に役立つものを採り、趣味、娯樂方面のものにしても、種類とか品位とかを考へた上で、取り揃へてゐるのであつて、數千の書物も、只漫然と列べてゐるのでないことを諒解して欲しい。商店流のサーヴイスなら只賣れればいゝのであるから、面白、可笑しいものばかりを置けばいゝ譯だが、同じくサーヴイスと云つても單に讀者の歓心を買ふのでないことが、即ち圖書館が苦心と工夫とをこらしてゐる點なのである。
　圖書館が求めて置いた書物が、丁度讀者の要求と合致すれば、讀者としても定めて滿足であらうが、從事員としても是程愉快なことはない。その代り讀者から、これこれの本は無いかと尋ねられて、それが圖書館で選擇すべからざる無價値、無意義なものなら、何でもないが、成程、之は買つて置くべきだつたと氣附く時は、正に人知れず冷汗を流さねばならない。之は、從事員としての大きな苦痛なのである。圖書館員が、日々の執務の上に、かうした苦と樂とを味つてゐることが、即ち讀者ヘサーヴイスしてゐることであると云へるかと思ふ。
　圖書館は、前記の如く、社會敎育の一機關であるから、その相手は、一般公衆である。即ち、社會敎育の常として、家庭に於ける子弟の如く、學校に於ける児童生徒の如く、その相手は一定の固着的のものでなくて、變化定まらざるものである。併し、商店の顧客よりは、固着性があり、從つて讀者と圖書館との關係も、密接な状態に成り得る。尤も。公共機關たる圖書館が、一部の人々に專用されるが如き形となることは排斥されるが、兩者の關係が深まり行くことは喜ぶべき現象で、敎育機關としての機能も、一層發揮されたとしていゝ。かういふ意味から、私は一般に讀者が、圖書館側ともつと接近されることを希望する者である。
　圖書館と讀者の關係は、もつと多方面から考察されるし、讀者側から見た圖書館に就いても云ふべきであらうが、それらは総て、今後本誌の紙面に展開されるであらうことを予期し、今は、この兩者の關係を接近させる爲に、勝家館長の計画された本誌の誕生を祝し將來の成長を祈る意味に於て、一小所感を記すだけに止める。(二月十五日夜) 　　　◇筆者橋本先生は、滿鐵學務課圖書館係主任である。

「滿洲讀書新報」

イ）「小生の露伴熱」　橋本八五郎　（昭和十三〈1938〉年九月十五日　第18號（4））

　幸田露伴を讀みたいと思ひながら讀めずにゐます。
　先達一寸露伴について書いてから／しかし心は日夜露伴を離れません。移り氣な小生のこと故、その中に此の氣分も消えて無くなるでせうが、小生が短文を書いて直後、偶然に、岩波の「文學」（＊1）で、特輯號露伴研究を出しましたね。
　その後佐藤春夫だつたか、例の東亞文化協曾かの設立に就いて、日本の文學者が大挙渡支したが、露伴一人をやれば、百人の代りをするだらうと云つたのを見て、痛快でした。また最近吉井勇が露伴を讀んで、その博さ、深さ、に驚嘆し、かふいふものを讀んで居れば、文學こそ男子生涯の事業とするに足ると思ふ、とあつたのも、いかにもと思ひました。こんな斷片的のことを、時々目にしたのも、小生に露伴熱を高めしめる一原因となつてゐませう。
　それ故、火野葦平の「改造」（＊2）は借り讀みしても、「幻談」の「日本評論」（＊3）は、待ち切れずに買ひました。
　實際、新聞の廣告を見て、大急ぎで取寄せ、八月號の賣れ残りを手にして苦笑すると云ふあわて方でした。が、露伴の此の種の趣味は、小生にぴつたり來ません。
（＊1）・・・岩波書店刊。（＊2）火野葦平著『土と兵隊』改造社刊。（＊3）幸田露伴著『幻談』日本評論社刊。

ウ）「時間つぶし」　橋本八五郎　（昭和十四〈1939〉年一月十五日　第22號（3））

　讀書といふそのこと自身が既に時間潰しの最たるもので、之が病中とか、旅行の際とかの、ほんとに時間を潰したい時のことなら結構なわけだが、さやうな場合でない時に、他にいくらも有益、有意義な事の多いのに、本に喰ひ附いてゐるのは、餘り感心した事では無さゝうである。
　それも、よい頭で、よい讀物を讀み下してゐるのなら、本人も愉快で／幸福であらうし、大いに世益を成すのであるが、吾々如きが本をひろげて、勉強の擬勢をつくり、それで家内や子供への、不精をごまかす材料とし、あまつさへ、あわよくば、世間に對する御無沙汰不義理の口實にもすることになると、之は少々罪が深い。
　氣隨我儘で通さうとするなら、それも面白くないことはないが、讀んで行く中に何か疑問に引つかゝり、どうにも分らないなら諦めもつくが／どうにか分るんぢやないかといつたやうな際には、考へれば考へて時間をつぶし、他の本と比較したり、或は渉猟したりすると、それもまた夥しい時間つぶしで、最初から讀まなければ何でもない事を、讀んだ上にかやうな場合は時間潰しの二重となる。
　さる立派な古本屋の目録がある。私如きが見るには、いさゝか勿體ない代物であるが、近頃それを見てゐて、和蘭字彙といふのに目がとまつた。安政乙卯新鐫、侍醫法眼桂川甫周藏梓とある。單にこれだけなら、これに不審を感ずる程、かやうな史實に敏い私でないことは、言ふにや及ぶが、それに附いてゐる説明文を見て一寸引つかゝりが出來たのである。
　説明に曰く、
　和蘭字彙は、人も知る如く、ドウフの「長崎ハルマ」を粉本《＝フンポン。手本》として桂川甫周が編輯刊行したもので、紙數約三千頁収容語數約八萬、實に開闢以來の大歐亞辭書であります。
　この説明での私の疑問は、ドウフ(またヅーフとも。和蘭人)の長崎ハルマを、梓川甫周が刊行した、といふことにかゝるのである。（この疑問にも、一半は理由があり、一半は私の無智より來るのだが）
　こゝで私の疑問に同感して貰ふ爲に、必要な範圍でそのわけをかけば
　長崎ハルマと呼ぶ和蘭語の辭書はヘンデレキ、ヅーフの編述したものに相違ない、それは文化十參年のことである。佛人ハルマのオランダ・フランス對譯辭書を本にして、日本語に對譯したもの。之を長崎ハルマと稱するのは、ヅーフが長崎の地に於て編述したからによるが、その二十年も前に、既に／江戸で出來た「ハルマ和解」といふのがあり、何れもハルマに本づき、同じ辭書が二種あるのを區別する爲に、世間では、古いのを江戸ハルマとし、新しいのを長崎ハルマと稱したのである。
　ところで、江戸ハルマは誰がこしらへたかといへば、之は鳥取の藩醫にして、當時の進歩的な醫師に例の多い蘭學をやつた稻村三伯で、先輩、同志助力の下に、非常な苦心の結果、仕上げたのである。
　かやうに記して來ても何等滞るところはないのである。二種ある辭書の、その中の新らしい一種を粉本として刊行したのが、桂川甫周だとあつたとて、疑問とするのが不思議な位なのである。
　ところで、も一つところでだが、桂川甫周なる人物は、この際に於ける私の一方的な知識では、之も有名な醫者であり、蘭學者ではあつたが、文化六年五月（或は六月）五十六歳（或は五十九歳）で、既に既に没してゐる。長崎ハルマの出來たのは、文化十三年であるから相距る八年である。しかも、この古本の日録に載せた發行年次安政乙卯は、その二年であるから、相距る實に四十七年の前である。四十七年前に死んだ桂川甫周が、どうしてこの和蘭辭書を刊行したか、といふのである。
　大槻如電翁の「新撰洋學年表」は誠にこの人にして、この著ありとも申すべき名著である。近世蘭學の事をいふもの、この書の便を知らぬ者はない。今安政乙卯の紙面を繰れば、
　道當（註、ドウフ）ハルマ字書校刻起業、桂川甫周、
　蕃書調所の建つや蘭和對譯字書の必要なるより此校刻特許を得たるなり、桂川氏は阿蘭陀外科を以て幕府醫官たる七世、故に本書一本を蔵する事を許され居たりき
　桂川家譜に……
　私の頭には、初代の甫周しか無かつた、桂川家の襲名が七世にも及んだこと、この年表の敎ふるところによつて、忽ち氷解した。襲名を知らなかつたのは私の無智である。しかしその疑問にも多少の理由あること、以上の記述でいくらか同感もして貰へよう。
　強辮を續けるわけではないが、私の頭がこんがらがつたには、この目録の説明文にも、その原因が求められる。即ち前掲の、語數約八萬、實に開闢以來の大歐亞辭書であります、といふのは、長崎ハルマに就いて言つても不當ではないが、その二十年前に出來た江戸ハルマに對していふ方が、より適當な言葉なのである。説明文は進んで、「日本辭書史上の、又蘭學史上の不朽の記念碑的な存在であります」ともいつてゐるが。之に對しても同じことがいへるのでないか。私はかやうに稱へらるべき辭書は江戸ハルマだと思ひ込んでゐるものだから、それを長崎ハルマに冠せられると、どうやら戸惑ひせざるを得なかつたのである。
　かやうな疑問に時間を潰したことを情けなく思ひ、さう思ひつゝも、何か書けとあつて、近頃の身辺から讀書に縁ある事となると、これでも書かうといふことに成つた。しかも之を最後迄讀まれた讀者があるとすれば、時間つぶしは誠に二重三重になつたのである。　　（昭和十三年十二月二十一日）

エ）昭和十三年回顧　讀書感銘　（昭和十四〈1939〉年一月十五日　第22號（5,6））

　本號一周年記念誌のため、昭和十三年中讀書界諸名士の最も感銘深き良書の推薦を求めたるところ、年末多忙の砌りにも不拘／多數の回答に接するを得た。茲に謹んで謝意を表すると共に、左に順次これを掲載して大方の讀書家の參考に處する。
一、本年閲讀サレシ圖書或ハ雜誌記事中最モ感銘深カリシモノ一、二
二、推薦スベキ滿州ニ關スル圖書一、二　　　　　　　　　　　　　　　（到着順敬稱略）

　《本号に掲載は16名で、以下次号とある。3番目に「靑木實」、16番目に「柿沼介」が登場する。いずれも父八五郎のメモなどに名のある満鉄大連図書館関係者。なお、父は13番目にある》

橋本八五郎
一、１、齋藤茂吉「戰場の短歌」文藝春秋七月號
　２、朝倉文夫「日本民族・生理と感覺」同前九月號
二、知らず。
　この種の御提案は毎月會員の二三より回答を得るやう成されては如何／面白かるべしと存じます

《本件に関し、前掲「時間つぶし」が掲載された3ページ下段の余白に、「會員諸氏へ津谷翠峰」で提案された、俳句による「讀書俳壇」につづき、「相互推奬欄も」として次のようにある。「…猶安東橋本氏のご提案である會員相互が讀書の折に触れ感銘するところを紙上に掲げ良書推奬の一端に供する事も有意義な試みと存じます。會員諸氏のご協力により實現したいと存じます。（Ｋ）」》

オ）「『小島の春』讀後」　（昭和十四〈1939〉年四月十五日　第25號（7））橋本八五郎

　「小島の春」を紹介することは、今からでは大分間が抜けてゐる感じだが本書は長島愛生園醫官小川正子氏の、救癩手記である。
　廣告文を見ただけでも、何となく眞實の香がする本があつて、この書の新聞廣告を見てそれを感じたので、之は取次店へでなく、直接發行所へ註文したものゝ一つであつた。
　この本に對する批評も、有名な人たちのいひつくしたところで、人々の云ふ點はみんな私も同感だし、私など氣附かぬ點を説いてゐる人もあつて、之に敎へられる事もあつた。だから、本書についての讀後感も、實は最早改めて述べる餘地はなくなつてゐる。
　この著者が、目的に向つて傍目もふらずに突進する状が、誠によく表現されてゐるが、この一國な、一図な言行、態度といふものは、女性の働き手といはれる人にはよく見る型で、身軆が強健で、身輕、氣輕で、キビキビと立ちまはる人が、之は男子にもあるが、男子の場合だと、あんなに廿日鼠のやうに成らず、もつと鷹揚であつて欲しいと思はれたりする。ところが、女性の場合は、殊にその女性を男性の側から見た場合には、感心すると同時に、可憐といふやうな感じも生じて、默つて、あけて通すといつた状態になるものである。之は著者の努力の價値を彼是いふのでなく、この型の女姓の活躍の姿を思ひ浮かべつゝ、私は快い微笑を催すのであつた。
　今一つ浮んだのは、この種の、といつて、無論善良にして快活な――女性に通有すると思はれることで、村長や巡査やが、患家の人達と角立つた議論をしてゐる間に、そんな事にお構ひなしに、直ぐ裏口ヘ廻つて、既に検診に取掛るといふところ、あれも私には徴笑を禁じ得ない點で、議論するよりも、實行に取掛つてしまふので、相手は實行の力に參つてしまふ。議論よりも實行の尊ぶべきは、男子もよく承知だが、尚男子は議論に拘泥する、そこを賢い女は、巧みに切抜けて、いはゞ議論は未解決のまゝだが、實行で證明するといふ結果になる。男子にこの型がないではなからうが、少いと思ふ。矢張い議論も通り、然る後實行もするといふのが通例のやうで、且堂々たるやうだ。女子の議論となると、いや相談といつた方が適當かも知らぬが、くどいことは男子以上のやうで、賛成か、反對か容易に決せぬのだが、それだから、却つて女子にこの簡明直截な實行派を生じたのかも知れない。之は賢い女性の直覺性によるのかも知れない。私はこの本を讀んで、何度も涙を流しつゝ、この種の女性の存在を誠に面白く思つてゐた。
　この本の文章には、所々、獨合點のやうなところがあり、専門家の如き商賣氣のない美點と同時に、何か意に滿たぬところもあるが、しかしこれだけの文章が描けるといふことは貴重なことで、假りに献身、努力に於いて之に匹敵する人があつても文章の才が無かつたら、これだけ人に訴へることはできない。この人にこの文才のあつた事は、著者にも讀者にも幸なことゝせねばならぬが、かく文章が書け、歌が作れ、寫眞もとれるといふことが、どんなにこの人を仕事の上の實用にも益し、またその悶えとか疲れとかを慰め、勵ます力となつた事であらうと想像する。
　或る旅館の從事員の爲に、巡回書庫があることを知つて、近頃評判の高いとの本がその書庫に編入されたかどうかといふことが私の關心となつた。或る晩女中に尋ねたら、わたし達は大抵巡回書庫の本だけしか讀みません、それも中々讀めませんが、小島の春つて見ないやうですといつた。かくかくの本だがといつたら、それは町の本屋にあるでせうかといふ。この女中は本屋には常にどんな本でも例へば小間物店には大抵／化粧品があるやうに揃つてゐると思つてゐるらしいのが情なかつたが、しかし、それを求めたがる心持は眼の光に表はれ一寸私を驚かせた。
　汽車で、知合のドクトルと同車した。新聞にまたこの本の廣告があつた。このドクトルは讀書についても話をする人なので、私はその廣告を話題にした。まだ讀んでゐないといふことが、私をしてまた本書に關して數言を費さしめた。すると私達の前のサドルに居た中年の婦人が、五つばかりの女児をあやしてゐたが、暫く聞耳を立てゝゐることが、私に感付かれた。
　ドトクルは、かやうな本を見ると仁術を行ふを本旨とする醫者としての責任を感ずるといつて、アフリカの蛮地に十年も活動してゐる神學哲學醫學等々の博士で、どこかの國の何とかいふ人の名を挙げて、さういふのもありますしねといひ、奉天のクリステイーのこともいつた。そして叉、醫者としての自分の責任に言及し、しかし、日本人にはありませんねといつた。
　私は、さうですね、日本人にはありませんね。朝鮮、滿洲、台灣にもそんな例が無いやうですね、それは何故ですかね。私は實は多年、日本人に何故さういふ人物の少いかを自問自答してゐるんですが、と答へたのであつた。

ご意見・ご感想は・・・

kenha@wj8.so-net.ne.jp

ア）「讀者と圖書館」 橋本八五郎（昭和十二〈1937〉年四月十五日 第1號（3））

イ）「小生の露伴熱」 橋本八五郎 （昭和十三〈1938〉年九月十五日 第18號（4））

ウ）「時間つぶし」 橋 本 八 五 郎 （昭和十四〈1939〉年一月十五日 第22號（3））

エ）昭和十三年回顧 讀書感銘 （昭和十四〈1939〉年一月十五日 第22號（5,6））

オ）「『小島の春』讀後」 （昭和十四〈1939〉年四月十五日 第25號（7））橋 本 八 五 郎

ア）「讀者と圖書館」　　橋本八五郎（昭和十二〈1937〉年四月十五日　第1號（3））

イ）「小生の露伴熱」　橋本八五郎　（昭和十三〈1938〉年九月十五日　第18號（4））

ウ）「時間つぶし」　橋本八五郎　（昭和十四〈1939〉年一月十五日　第22號（3））

エ）昭和十三年回顧　讀書感銘　（昭和十四〈1939〉年一月十五日　第22號（5,6））

オ）「『小島の春』讀後」　（昭和十四〈1939〉年四月十五日　第25號（7））橋本八五郎