『心-こころ- 橋本健午のページ』「ミニ自分史」

「ミニ自分史」（33）「ＰＴＡの役員として」その2

Ｐ高校ＰＴＡの皆さまへ　　　　　　2003･6･9橋本健午

　前略　今月12日の役員会･総務会に出席すべきところ、所用があり前者には間に合いません。ご了解ください。
　そこで、ＰＴＡ役員は初めてのことゆえ、私には戸惑いと混乱があり、失礼になるかもしれませんが、役員会の席で発言・提案すべき3件についてお送りしますので、よろしくご検討をお願いします。

1、会報について

　最近号を拝見して感じたのですが、文字が全部ゴシック体のため、紙と印刷の関係からか？　読みづらく思われます。強調すべきところをゴシック体で、他は明朝体と使い分けるなどはいかがでしょう。

2、旅費規程について

　8月の全国大会（神戸市）への"参加"に関して感じたことですが、手続き上の問題はともかく、当ＰＴＡにおける「旅費規程」の運用･解釈を明確（具体的）にすべきではと存じます。
　私の手元にある、東京都立Ｐ高等学校全日制ＰＴＡ会則の「第8章　附則」の第33条（施行）「この会則は、平成7年4月1日より施行する。（平成7年5月20日改正）」に基づく「ＰＴＡ細則　第2条　旅費規程」〈この細則は、平成9年4月1日より施行する。（平成9年5月17日改正）〉の印象は、すべては"会長の一存によって決める"という解釈しか成り立ちません。
　さらに、"はじめに主催者･目的地ありき"ではなく、"基準"を設けるなど、当ＰＴＡの考え方を明示すべきでしょう。

3、体育祭での生徒へのお茶の"差し入れ"について

　一応、"差し入れ"の方向であること、またＵ副会長の業者への事前交渉や、それに対するＮ会長の助言も承知しております。
　金額（費用）の問題もありますが、苦労して"差し入れ"る割には、どの程度の効果があるのか、雨天順延などのリスクもあり、また個人の好みもあります。つまり、ア）生徒たちが喜ぶかではなく、感謝するのかどうか、イ）跡片付けがきちんとできるのかどうかなど、教育的見地からすれば、いかがかと思われます。
　さらに、会費の一部を生徒たちに還元するという"大義名分"もあるのでしょうが、自分のことは自分でする、責任をもつ、 "個"を尊重しようという時代に、いってみれば"余計なお世話"になりかねないと思います。
　今年、予算化した理由（および反対意見）をうかがったようにも思いますが、もう一度考え直すことをご提案します。
　以上

《追記》これらの提案について、1に変化なく、2は一般企業なみの旅費規程が設けられた。3については、すでに決まったことだから、再考の余地なしとなった。そして当日、学年やクラスに関係なく、ア）きちんとお礼をいうのはマレで、イ）教室にほったらかしなど、ＰＴＡ側の"意図"や"思いやり"は空回りといえる結果となった。

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kenha@wj8.so-net.ne.jp

Ｐ高校ＰＴＡの皆さまへ 2003･6･9橋本健午

1、会報について

2、旅費規程について

3、体育祭での生徒へのお茶の"差し入れ"について

Ｐ高校ＰＴＡの皆さまへ　　　　　　2003･6･9橋本健午