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私はきっと 意志薄弱の故をもって この世から 葬り去られるだろう(1・15) |
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休日がいやである… その日とともに 歓びを感じたことはまれだ 休日は無遠慮・無神経だからいやである(同) |
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私のことを いつもニコニコ しているとか 快活だと 評するのが 一般的だ(同) |
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何の悩みもない ような顔をするのは 少しは大人である 証拠なのだ(同) |
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何と評価されていようと それで喜んだり 悲しんだりはしない(同) |
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いつまでも 幼な顔をひっさげて 表通りを 歩くことはできない(1・19) |
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お前の未来は 在る しかし お前のために あるかどうかは わからない(同) |
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心せよ 何ごとも注意せよ お前はひとりで すべてなのだ(同) |
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時間の経過が 何ものも消し去るものではなく たヾ忘れてしまうだけである(3・20) |
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私にとって はたして この人生は 生きるに 値するのであろうか(4・2) |
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一体 何のために 君は生きて いるのか(4・9) |
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今や教師といえども "師"ではなく 決して 人生について 学生を先導する 資格のあるものはいない(4・23 手紙に) |
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大学といえども 人生を語る場ではないのだ(同) |
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春の宵に誘われるのは その気持を大事にすべきである(5・10) |
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印象が薄いということ 人格にとって 不幸なことである 何故なら 何の付与されたものがなくても 他人に印象を与えれば それだけで 人生を知ることができるからだ(同) |
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何にもまして 思慮深くあることが 必要である(同) |
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遊びを知るには 才能がいる 才能のない人間が 何をわめこうと 近所迷惑なだけだ(5・16) |
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大人をもっと注意しろ 同調するな もっと"大人"になれ 大人のうさ晴らしには 荷担するな もっと大人をやっつけろ(同) |
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夜明けを待ってなくのは 小鳥だけで充分だ(同) |
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己を知れば 笑顔だけでは過ごされない 人生なんて 生易しいものじゃない(同) |
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自己を制御してこそ 人間として認められるのだ(同) |
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少しは話を 聞いてくれる人がいたら それだけで 満足すべきだ あとは 引け際を考えるべきだ(同) |
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色眼 粋なのと そうでないのと 悲しい眼 人生を知っている眼のこと(同) |
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何ごとに対しても 表情をくずさぬこと それは賢明な処世術! 知る人は知る(同) |
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単に反対の示威運動をすることが 青年の唯一の行動様式ではない 彼にはより深く思考すること より強く自制することが必要である(5・17) |
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影響を受けることは悪くはないが 無批判であってはならない(同) |
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他人の思想を 盲目的に受容れている人々は 哀れである 彼らは何が正しくて 何がそうでないか 判断することを 放棄しているのである(同) |
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人は 他人によってではなく 日々 自らによって 殺されている(同) |