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正義と独立と 自由と 進歩の ためにガンバレ! (ノオト「浪人時代」より、10・13ある女性に) |
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私はまだ ある一つのことに 熱中して 他のものは眼中にない という境地には 達していない(同10・15) |
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彼女は 私にとって 生の喜びを 無限に与えてくれる 女神・天使である(同10・20) |
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恋愛は すべてに優先することが 是か否か 否に決まっているだろうが 理性を失ったときには どうなってしまうのか(同10・22、小説を書くとき) |
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結局は戦争というものに 郷愁を持っているのだ かつての皇国主義 あのいまわしい 皇国日本という亡霊に 郷愁をいだいているのだ (同10・27、亡兄の額を下ろすときに) |
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親に孝か不孝か ということは 人間関係における 重要問題じゃない(同) |
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すべての 道徳律は 紀元前五世紀に 通用したからといって 20世紀に通用する ものではないのだ(同) |
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われわれが 考えなければならないことは いかに自己の存在を 確かなものにするかであって 決してわれわれが 他からの強制なり圧迫を受けながら 生存することではない(同) |
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われわれの人間関係は すでにあるのではなく これから作るものであって 決して 過去の いかなる規範にも のっとる必要はない(同) |
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"親孝行"ということは 親が年寄りが 若いものに ありもせぬ権威を 示すための方便に すぎない(同) |
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感謝とは 何のことか はなはだ あいまいなことばだ 自立しえないコトバだ(同) |
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いかなる理由があれ またいかなる国によっても もはや核実験は 許されるべきではない (同10・31、ソ連50メガトンの水爆実験を) |
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一般の民衆 というものは 必ずしも物を 大局的には見ていない 彼らは自分の身のまわり のことに関して 注意を払うだけだ(同10/31) |
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利己的な人間は 自分の利益ばかり 考えるが故に 物の見方が 偏向する(同) |
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悪いことはどんなに小さくても どんなに大きくても その"悪い"という点では 同じ性質のものである そして正しいことと 悪いことに 国境はないのだ(同11/1) |
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私の性格として 平穏無事を祈る 傾向が多分にある(同) |
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私はより左の人と話すときは それより右的な発言をするだろうし より右的な人と話すときは より左的な発言をするだろう しかも私は何ら矛盾してはいないのだ(同) |
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あまり 政治的に ならない ということ(同) |
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外的な どんなことにも 影響されることなく 私の信ずるところを 進めばよい(同) |
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必ずしも 常に信用しない ことにしている(同、"活字尊重") |
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ツジツマのあわないことや 矛盾することは きらいである(同、正確であること) |
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絶対的権威を認めぬという態度 それが極端になれば ニヒリズムになる わけである(同) |
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だれも 知らなかったが まただれも 聞こうとしなかったことは 甚だ好都合であった(同11・11家庭について) |
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私の勉強の邪魔になるかならないかは 私自身の判断するところであって 他人のつべこべいう筋合いのものではない(同11・19) |
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世界の言葉をひとつにしたらいいということになったが それが可能だとしても 味気なくならないだろうか 同11・28国家間の相互理解について) |
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人間の感情が 引き起こす いやなことは 本当に たえがたい(同12・24) |
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(運命よりも)もっと深遠な もっと純粋なものが 真の生き方でなければならない(同) |
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私はあくまで 正義のために 闘うのだ 封建遺制と 闘うのだ(同) |