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とんだエッセイ 10月上旬号

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「巡るめぐる…メールの数々」
 8日朝、久しぶりにメールの送受信ができた。ほぼ60時間ぶりの復旧?である。
 その間、いらいらしたり、重要かつ緊急のメールが来ていたら、どうしよう? なぜ繋がらないんだろう? などと、 折を見てADSLのあちこちをいじっていたが、一向に埒が開かない。そこで、祈るような気持ちを込め、マニュアルを読み返し、 "総点検"をしたところ、なぜか直りましたねえ。
 《地震や台風に遭われた方々に比べれば、些細なことではあるが、被災地の人たちのお気持ちは筆舌に尽くしがたいと、 改めて思う次第であります。》
 しかし、ほっと安堵したのはつかの間、たまりにたまったメールは556本もあるではないか。やはり、世は3連休だから、 暇な人が多いのか。いや、さびしい人も多いということだろうか。
 その大半は"出会い系"というか、無差別攻撃的なH系メールの数々である。 同じ発信人でも、タイトルにある女性の名をいくつも変えてという律儀なものもあれば、波状攻撃的に何通も送りつけるものもある。 数えてはいないが、英文(外国人?)のも、相変わらず多い。少し奇妙なのは、発信人が私のアドレスを名乗っている。 つまり、タイトルにアドレス@や、アドレス全部を使用するモノがいくつも含まれているのである。
 迷惑この上もないが、私はヒマも興味もないから、いちいちそれらに付き合ってはいないが、こうやって"分析"するのは止められない!!
 いただいた中には、「メールソフトの調子が悪い」とか「ブルースクリーンエラーが出て、…やっとメールも可能に」などという"同病? 相憐れむ"方もおられるが、 まさかこれは伝染する"ウイルス"ではないでしょうね。親切な方は、インターネットで問い合わせればと、いくつかURLを教えてくれるが、 いかんせん、そのインターネットに繋がらないから、お手上げなのである?!
 ちなみに、カミサンあてには150本、うち必要なのは友人からの1本だけであった。しかし、発信年月日が「1970/01/02」という英文のもありましたねえ。 単なるいたずらか、それとも本当に、47年も前に発信されたのでしょうか。そのころすでにインターネットは可能だったのかしらん?!

「一円を笑うものは…」
 領収証が必要なのは、「五万円以上」からか「一円から」という政治家とカネ問題は、未だにくすぶり続けているが、 「一円を笑うものは一円に泣く」という言葉がある。政治家は"清廉潔白"を口にするかわりに、金額の多寡ではなく、 すべてきちんとするのがスジでしょうねえ。
 一方、世間では"一円"はどう扱われているだろうか。一部のコンビニではレジのそばに、小さな"募金箱"がおいてあって、 一円玉を投げ入れる人もいた。書店などでは消費税が外税だった当時"受け皿"をおき、店員が端数の一円単位をそれから補填する場合もあったという。 前者はちょっとした"お大尽ぶり"を気取れるし、後者では客は小銭を探す面倒がなくなり、書店は"帳尻"があえばよいということか。
 95年から現在のアルミ製の硬貨となった一円玉は、1枚につき1.5倍以上のコストがかかるというから、造れば造るだけ国(いま、財務省造幣局)が赤字となる代物でもある。
 ところで、『壱円玉よ永遠なれ!』とか『一円玉の旅がらす』などという歌が、89年と90年に作られていた(「ウィキペディア」)。 想像するに、邦貨の単位としての"名誉"と、赤字硬貨であるばかりか軽く見られる"悲哀"を歌ったものでしょうかねえ。
 さて、ちょっと前書が長すぎた。「電話の利用者負担を月一円減/全国一律サービス」(東京10・09)によると、来年一月から、 一つの電話番号につき月額一円減の六円になるそうだ。つまり、年間で十二円の軽減で、固定電話と家族全員(4人)がケータイ電話を持つ場合、 年間六十円の負担が軽減されるという懇切丁寧な説明は、「万」という単位が落ちているのではないかと思うほど……。
 さらに記事は長々とつづくが、おしまいにこうある。「来年一月以降の負担金には新しい算定基準が適用されるが、 ・・・一つの電話番号当たりの利用者負担は、月額約十二円に跳ね上がるという。」とあっても、先のような"試算"はどこにもないのは読者(国民)に不利になるからか?!
 電話利用者はいったい得をするのか、損をするのか。このような、見出しと正反対の記事を書くようでは、 政治家とカネだけでなく、新聞とその記事こそ問題にすべきではないかしらん。

「最近の諸国事情…」
 ミャンマーでは、国民に尊敬される僧侶たちが軍事政権に反発して連日、反政府デモを行い、治安部隊に銃撃され、 多数の死傷者が出、かつ日本人のカメラマンも犠牲になった。
 事態を重くみた国連では、ガンバリ事務総長特別顧問を派遣し軍政幹部と会談し、そのあと民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんにも会っている。 国営放送がこの映像を流したというだけでニュースになるとは、少しさびしい気がするが、長年にわたり自宅軟禁を強いられるスー・チーさんの"ガンバリ"度は驚嘆に値するではないか。
 より近くの朝鮮半島情勢はどうか。久しぶりに開かれた南北首脳会談では、「朝鮮戦争終結へ協議」が行われ共同宣言も出されたが、 「『実利』金総書記に軍配」とある(東京10・05)。一方、安倍元首相の悲願"拉致被害者の全員帰国"は期待はずれだったようだ。
 遠く、アメリカでは来年の大統領選挙に向けて、民主・共和両党の有力候補者による選挙戦の状況(支持率や資金集め)が伝えられ、 多額の献金も自由のようだし、互いの中傷合戦も賑やかだし、いつものお祭り騒ぎである。 一部に似たような話の、ニッポンでは"一円から"が問題となっているが、彼我の差は如何?!
 話変わって、近ごろ不気味なのは大国ロシアで加速する、まだ55歳のプーチン大統領礼賛であろう。 KGB出身の彼が権力を掌握して"独裁体制"となって久しく、この間、政敵や大金持ちの失脚、政権批判をする女性記者も射殺されるなど言論の自由も制限が厳しく、 大変な状況のように思える。
 ところが、「『プーチン礼賛』色濃く/モスクワなどで誕生祝賀の催し」(東京10・08)は、来年5月の任期満了後も政権継続を求めるムード作りを狙ったものとあり、 大統領の青年親衛隊「ナーシ(友軍)」メンバーら1万人による祝賀集会が開かれたり、大統領の出身地サンクトペテルブルクでは「私はロシア支持者」というロックコンサートも開かれ、 数万人が集まったという。
 そういえば、かつてヒットラーユーゲントなる若者の組織があったのは、ナチスドイツであった……。
 ともあれ、2014年の冬季オリンピックの開催地に、自国のソチ市"誘致"に成功したのも彼の力だというから、 礼賛に弾みがつくのは無理もないか。  脱線ついでに、ニッポンでの五輪はもうたくさんである、とついでに言っておこう!!
 少し目先を変えよう。恵まれない生い立ちから頂点に上り詰めた、フランスの新大統領サルコジに関するニュースは、 これまでの"常識"(理解)が通じないだけのものなのか。着々と人脈を広げ、ついにメディアまで"制圧"したらしく、 その効果といえば、バカンス中に水泳パンツ姿を撮られた大統領の"わき腹にはみ出した脂肪を消す"修整写真を載せた週刊誌などもあり、 「サルコジ大統領メディア戦術/財界に『お友だち』 編集に圧力も/計算ずく人脈開花」(東京10・01)したらしい。
 一方、奥さんもしたたからしく、「仏大統領夫人はどこへ/公の場から姿を消し2ヵ月半 仮面夫婦説も」(東京10・09)によれば、 05年まで夫妻でメディアに頻繁に登場していたが、同年5月、夫人は愛人のもとに走った時、「ファーストレディーに興味がない」といっていたからか、 「離婚によるイメージダウンを恐れる大統領の意向で仮面夫婦を装っている」との見方もあるそうだ。
 どうやら"家庭内問題"ともいえるが、その支持率は未だに66%とか・・・。

(以上、07年10月10日までの執筆)


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