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とんだエッセイ 11月上旬号

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「防衛省幹部に、GPS?!」
 メールで発する、われわれの"機密"事項でも、ほとんどアメリカに筒抜けになっているという。 つまり、グローバル化の一つは、宇宙を回る通信衛星により"一元化"されることで、その衛星はアメリカが管理しているからだ。
 まあ、われわれの"機密"は「次回の会合は×月×日です」とか、「愛してる!!」だの「これからホテルに行かない?」レベルであるから、 大目に見てくれるであろうが、これが国家公務員ともなれば、穏やかではない。
 11月2日付東京新聞の「防衛省幹部をGPS監視/接待阻止へ検討」とは、守屋武昌前防衛省事務次官のゴルフ接待漬けという、 とてつもない"功績"により、防衛省幹部にケータイ電話を持たせるということらしい。 いつどこにいるか、監視するという発想は、誘拐や事故に遭いかねない小学生にGPS装置(Global Positioning System:全地球測位システム)をつけるようなもの。
 付け焼刃とはこのことではないか。国民や国家のために、公務員は職務規程を遵守すべきなのに、トップがやっているのだから、 オレたちもという"前例主義"のなせるところであろう。そもそも、立場上、疑われるようなことはやってはいけないはずなのに、 「倫理規定ができた後もやっていた(からイケナイ)」という政治家や役人だけでなく、マスコミも含めた日本人の発想は、 結局「ばれたのがまずかった」というところに本音がある。
 あるいは、GPS付携帯電話も、自宅に置き忘れた、秘書にもたせた、業者が差し向けた車において来た、 散歩するとき犬の首輪につけたなどと、本人のアリバイ(現場不在証明)に役立つことも織り込みずみ、 ということなのかしらん?!
 ところで、守屋氏は先の国会証人喚問で、接待ゴルフの回数について、すらすらと具体的に喋ったけれども、 肝心の大臣とのプレーについては「迷惑がかかるから」と、名前を挙げなかった。
 政治家に"恩を売った"ともいわれているが、アメリカはわれわれの知らないうちに、GPSによって、 すでに人物を特定しているかもしれない。それを"ネタ"に、脅しをかけられる要人が出てこないとも限らない?!  すなわち"第二のロッキード事件"といわれる所以か。

「孫の手は、金をつかむ?!」
 孫には、六つの財布があるといわれて久しいが、両親と彼らそれぞれの両親、計六人が小遣いをくれる…なんて家はそんなにあるのかどうか。 ところが、近ごろ祖父母向けの参観日を設ける幼稚園とか、給食会を催す小学校もあるという。
 世の中、それだけ余裕が出てきたともいえるが、元気でも遠く離れて住む祖父母は何人もの孫のために、その都度、 出かけることができるかどうか、中には呼ばれない姑(祖母)もいるなどと、みな円満だとは限らないではないか…。 これは、さる祖父(69)の述懐。
 ついで、投書欄(東京11・02)をみると、「ふれあい給食会」に招待された祖母(70)が、感心したという食品分類は「マゴタチニワヤサシイ」といい、 内訳は「マメ/ゴマ/タマゴ/チーズ/ニク/ワカメ/ヤサイ/サカナ/シイタケ/イモ類」とあり、実際に出されたのは 「きのこごはん、とりごぼうバーグ、みそ汁、牛乳」だったそうだ。 さて、"牛乳"は「マゴタチニワヤサシイ」のどれに入るのだろうか。
 ところで、かつて言われていた子どもに好まれるメニューは「オカアサンヤスメ」(オムレツ/カレーライス/<ア>サンドイッチ/ヤキソバ/スパゲティ/メダマヤキ)だったが、 これは成人にはよくないとインターネットでは教えてくれる。なるほど、それで上記の献立となったわけで、 そのモデル「まごわやさしい」は、"まめ/ごま/わかめ=海藻類/やさい/さかな/しいたけ=きのこ/いも"とある (HP"健康special:「まごわやさしい」は○、「オカアサンヤスメ」は× 知っていれば怖くない! 働き盛の高脂血症・高血圧症")。
 話を給食(子どもの好むメニュー)にもどすと、「ハハキトク」(ハンバーガー/ハムエッグ/ギョーザ/トースト/クリームスープ)なんてものもあるそうだ。
 早とちりして、「(病気で)休んでいた○○クンのお母さんが、危篤だって」なんて、悪い冗談も飛び出しそうな、物騒な世の中ですねえ。
 《ちなみに、母の日、父の日ばかりか、祖父母の日もあり、9月の第2日曜日とある。商魂たくましい、デパートの発案らしい。 なお、元祖? 米国の祖父母の日は毎年、労働記念日の後の最初の日曜日だそうである》

「ドラゴンズ日本一、珍問迷答?!」
 プロ野球日本シリーズで、53年ぶりに日本一となった落合中日ドラゴンズは、いくつもの問題を抱えていたらしい。 そこで、私なりに考えてみたのは次の通り。
 1)監督は今年53歳になる、なぜナゴヤドームでの決着に拘ったか。 ≪答え≫ここでの53というのは、他に譲れなかった。 そして、背番号どおり66歳までやるという"密約"もあったらしい?! ともあれ、「北海道は寒いから、いや」と身内の誰かがいったという話はない。 《私は、落合の歳が53ではないかと直感したが、ハズレではなかったようだ》
 2)完全試合目前の、山井投手をなぜ代えたか? ≪答え≫達成すればヒーローとなり、監督落合の"出番"が少なくなるから。 だから、監督は辞められない!!(真相:右手中指に血豆ができたからという山井のユニホームに、赤い一筋の血の跡が残っていたという。 そこで珍格言「血を見るより明らか」?!)
 3)日ハム・ヒルマン監督(44)はなぜあっさり負けたか。 ≪答え≫家族の待つアメリカに早く帰りたかったからではなく、 大リーグで駄目になった場合、また日本で監督をしたいから、恨まれたくなかった?! 「(そんなこと)シンジラレナーイ!!」
 4)ダルビッシュ投手は、三振を多く取ったが、なぜボール球が多かったのか。 ≪答え≫打たれたくなかったから。 あるいは、沢村賞をもらって拍子抜けしたから。または、北京五輪まで、余力を取っておきたかったから。 (どれか、好きな答えを選んでください)
 5)中日・中村紀洋選手は、なぜMVPに選ばれたか? ≪答え≫成績が良かったからではなく、「テスト生」に年齢制限のないことを身をもって示したから、かな。
 6)くどいようだが、落合監督は、なぜ9回に投手交代を告げたのか(解説の野村楽天監督は、「監督10人のうち10人とも続投させるだろう」といっていたが)。  ≪答え≫抑えのエース岩瀬に「明日も、行くぞ!」と、前日ハッパをかけた手前、男の"約束"を守らなければというだけで、 勝負に拘ったわけではなかった、らしいとはだれも言わないようだ。ともあれ、勝てば官軍!!
 7)サービスとして、もう一問。北海道は第1位、愛知県は第2位という不名誉な記録があるという。 それは、何か。そして、対策の一つは? ヒント…アルコール・クルマ・ゴラク?!  ≪答え≫クルマ運転による死亡事故の数。 北海道では、試合を放送している時間帯は、かなり減っているということが分かったそうだ。では、愛知県ではどうすればよいか。 トヨタに生産を止めてもらう以外にないのでは?!
 8)そして、ドラゴンズが優勝した年には"政変"が起ると言われているそうだが、これは"セイカイ"であった。 しかし、安倍首相の退陣につづき、小沢民主党代表の辞任騒ぎが起こり、置き去りにされた、われら国民は"タイヘン"だ!!

(以上、07年11月6日までの執筆)


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