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梶山季之 没後30年 I. 梶山季之の"死"
梶山季之 没後30年 II-1. その後の30年《前》
梶山季之 没後30年 II-1. その後の30年《後》
梶山季之 没後30年 II-2. その後の30年1985〜1994
梶山季之 没後30年 II-3. その後の30年1995〜2004

さらにその後  2005(平成17)年〜

III、さらにその後の 2005〜

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ここからは、その都度、加えて行く予定です。

2005(平成17)年

◎ H17・01[新書]赤いダイヤ(上下)/パンローリング//解説:橋本健午(04・12・17発売)

◎ H17・1・17日刊新周南〈作品紹介〉―ほん―梶山季之の「赤いダイヤ」戦後の相場小説の傑作/新周南新聞社(旧・徳山市) //(副題)没後30周年で復刻出版

◎ H17・02月刊THEMIS〈作品紹介〉LOBBY『赤いダイヤ』復刊にみる梶山季之作品の再評価//

◎ H17・02[新書]見切り千両/パンローリング//三鬼陽之助との特別対談「人生すべて見切り千両」(1971・03「小説現代」)を収録

◎ H17・02新潮45〈人物評・論〉伝説のトップ屋・梶山季之が前人未到の連載をこなした理由/日垣 隆// リードに「月に900枚の原稿を書くことは果たして可能なのか。随一の執筆量を誇った流行作家の光と影。」とある

◎ H17・03ダ・ヴィンチ〈書評〉赤いダイヤ/「今月の注目本 独断と偏見だけど厳選130」//(パンローリング発行)

◎ H17・3・13サンデー毎日〈作品紹介〉いま「復刻本」ブームの、なぜ? こんな"トンデモ本"まで//『赤いダイヤ』ほか

◎ H17・04・01〈名前=事項〉発禁・わいせつ・知る権利と規制の変遷―出版年表―/橋本健午/出版メディアパル //"トップ屋"、昭和32年、皇太子妃のスクープ、「週刊新潮」掲載の「女の警察」での摘発など

◎ H17・08・25〈話題〉さらば銀座文壇酒場/峯島 正行/青蛙房 //梶山のエッセイ「記憶喪失の日々」(初出「酒中日記」小説現代41・04)の引用から、 モデル小説『虹を掴む』の粗筋を紹介、銀座での"ハシゴ"や気くばり、そして文士劇・文化人歌謡大行進への出演などのエピソードとして、 多くの作家・文化人の名とともに、たびたび登場

◎ H17・10・20〈再刊〉黒の試走車/松籟社(京都)/四六判352ページ、1600円+税//〔解説〕種村季弘(『別冊新評 梶山季之の世界』より再録)

◎ H17・10・27大阪読売新聞・夕刊文化欄〈話題〉作家・梶山季之 高度成長の足跡残す/没後30年 復刊『黒の試走車』//小見出し…雑誌のトップ屋に・超人的な原稿量・遺志継ぐ取り組み

◎ H17・10・29東京新聞・夕刊「大波小波」〈話題〉逆立ちした歴史認識(金八)//足立区役所が在日韓国人夫婦の本名使用を認めないことに関し、梶山の原作映画『族譜』にふれる…

◎ H17・11・25(大阪)毎日新聞〈人物・作品〉流行作家・梶山季之 没後30年に思う/高度成長期の"闇"暴く/『黒の試走車』復刊機に再読を//筆者…相坂 一「松籟社」代表取締役

2006(平成18)年

◎ H18・01〈話題〉週刊誌風雲録/高橋呉郎/文藝春秋 //帯に「『朝日』『新潮』『文春』『明星』『女性自身』……あの頃、週刊誌は若かった!」 「『週刊誌』が描き出した熱き戦後史」とある

◎ H18・02〈名前〉別冊「週刊新潮」―昭和31年「創刊号」完全復刻版―/新潮社 //「創刊50周年」記念と銘打つ本誌には、創刊当時の関係者の思い出話を中心に、「連載小説」全リスト(180作品)と 「連載コラム」全リスト(96作品)などがある。梶山に関し前者では「女の警察」(S41・4・9号〜S41・12・31号/39回)、 後者では「ぽるの日本史」(S47・1・1号〜S41・12・30号/50回+2回)がある

◎ H18・第2号(6月20日発行)〈話題〉「旬遊HIROSHIMA」vol.13特別寄稿・三十三回忌を前に「梶山季之と広島」高橋呉郎//

◎ H18・7・8〈作品紹介〉日本経済新聞〔夕刊文化〕文学周辺23 梶山季之『赤いダイヤ』 十勝「土用の雨で豆が泣く」 //文学作品とその土地のその後など…

◎ H18・7・31〈名前〉東京新聞〔TOKYO発〕「東京解剖図鑑 Job職」新宿で流し57年 伝説の演歌師 //「亡くなった作家梶山季之、田中小実昌、漫画家滝田ゆうの各氏らがひいきにしてくれたとか。」などとある。

◎ H18・9・−〈翻訳再録〉「梶山季之」『あのとき、あの日本人たち』韓国・ハンギル社 //明石書店刊・舘野ル編著『韓国・朝鮮と向き合った36人の日本人』所載の「梶山季之」(執筆/橋本健午)

◎ H18・10・27〜11/07〈原作舞台化〉青年劇場により「族譜」が公演される//脚本・演出:ジェームス三木。10月27日〜11月5日(紀伊國屋サザンシアター)、11月6日(府中の森芸術劇場ふるさとホール)、11月7日(かめありリリオホール)

2007(平成19)年

◎ H19・01・13〈話題〉城西国際大学(千代田区)でシンポジウム「国境を越えた文学、アジアを結ぶ映画―梶山季之、申相玉、林權澤をめぐって―」が開かれる

◎ H19・02・24〈話題〉大佛次郎記念館主催「第23回歴史講座」講演の第2部…「梶山季之の横浜と朝鮮―流行作家の原点を改めて思いやる―」 (内海 孝・東京外国語大学教授)、会場…横浜市開港記念会館

◎ H19・02〈写真〉樋口 進『輝ける文士たち 文藝春秋写真館』/文藝春秋//登場人物290名。信ずる道を歩んだ者のみが持つ魅力的な風貌がモノクロ写真で甦る。 文春初代カメラマンによる、貴重な戦後文壇史、とある

◎ H19・03・03〈話題〉中國新聞「梶山季之記念事業」…「梶山季之33回忌/講演や文学展で回顧/5・6月 広島でイベント」//

◎ H19・04〈写真〉林 忠彦『文士と小説のふるさと』/ピエ・ブックス//錚々たる作家109名のドラマティックな肖像と『潮騒』など名作のロケ地を活写した「小説のふるさと」を収録する写真文集、とある(p69) …『文士の時代』と『小説のふるさと』の再編集版

◎ H19・05・08〈話題〉山陰中央日報「《文芸話題》昭和社会反映した作家・梶山見直す/青春の地広島でイベント//

◎ H19・05・09夕刊〈話題〉山形新聞「昭和」を描いた作家・梶山季之/青春の地で記念行事/20日に広島//

◎ H19・05・11〈話題〉梶山季之資料室編「梶山季之と月刊『噂』」が松籟社(京都)より刊行される//

◎ H19・05・18〈話題〉中國新聞「変わらぬ新鮮さ 再評価/梶山季之33回忌 20日にシンポ/研究・舞台化で新しい視点」 //発言者…梶山美那江、大塚茂樹(岩波書店文庫編集部長)、内海孝(東京外国語大学教授)、大屋寿明(青年劇場製作部)、橋本健午

◎ H19・05・20〈話題〉広島で「梶山季之記念事業」…「時代を先取りした作家 梶山季之をいま見直す」をテーマに講演会とシンポジウム(原爆資料館東館)が開かれる //講演…藤本義一「梶山先輩と私」、シンポジウム…橋本健午「生まれ故郷朝鮮と梶山季之」、天瀬裕康(広島、作家)「原爆後の広島」、 小谷瑞穂子(作家)「ハワイ・南米・ユダヤ移民への視点」、高橋呉郎(元「噂」編集長)「梶山季之が『噂』に託したもの」

◎ H19・05・21〈話題〉中國新聞「素顔の梶山季之像探る/33回忌を記念、中区でシンポ 藤本義一さんら回想」 //

◎ H19・06・01〜20〈話題〉広島で文学資料展「梶山季之の仕事と作品」(旧日本銀行広島支店、梶山季之記念事業実行委員会ほか主催)//映画上映…「李朝残影」「族譜」「カポネ大いに泣く」。 なお、最終日(20日)、同会場で美那江夫人より、広島大学文書館に梶山の取材ノートや直筆原稿、蔵書や愛用品などを贈呈する旨の目録が同大学浅原利正学長に手渡された

◎ H19・06・04〈話題〉文化通信〔寄稿〕橋本健午「作家とその時代研究の一助になれば/「梶山季之と月刊『噂』」を上梓」 //「梶山季之と月刊『噂』」と、"没後30年"の05年から"梶山季之を直接知らない若い人たち"の動きについて報告

◎ H19・06・09〈書評〉岩手日報〔読書・新刊寸評〕『梶山季之と月刊「噂」』/梶山季之資料室編//共同通信・配信

◎ H19・06・13〈話題〉〔夫人〕中國新聞「梶山季之 足跡生き生き/草稿・取材ノート・日記…/夫人、広島大に寄贈へ」 //前掲、"H19・06・01〜20〈話題〉"参照

◎ H19・06・15〈書評〉週刊読書人〔ブックスポット〕〕「梶山季之と月刊『噂』」/梶山氏の33回忌に松籟社から刊行//

◎ H19・06・21(6・14発売)〈書評〉週刊新潮〔TEMPO BOOKS〕梶山季之資料室・編/「梶山季之と月刊『噂』」//

◎ H19・06・20夕刊〈話題〉日本経済新聞「梶山季之氏の遺品寄贈」//

◎ H19・06・21〈話題〉〔夫人〕中國新聞「母校広島大に梶山資料寄贈/妻美那江さん」//

◎ H19・06・21〈話題〉〔夫人〕読売新聞「梶山季之氏の原稿寄贈/「積乱雲」下書きなど 遺族から広大に」//

◎ H19・06・下旬号(6・21発売)〈書評〉出版ニュース〔情報区〕「梶山季之と月刊『噂』」//同号の「ブックストリート 出版」上段、深田卓(インパクト出版会代表)による「人にはススメられない仕事」の、5月26日(土)の項で、本書と、これまでの夫人の"仕事"について触れている

◎ H19・06・25〈話題〉〔夫人〕中國新聞〈ひと・とき〉「梶山季之の文学資料を寄贈した妻 梶山 美那江さん/ふるさとに預けたかった」//

◎ H19・08月号(7月6日発売)〈紹介〉ダ・ヴィンチ「梶山季之と月刊『噂』」//「今月の注目本 独断と偏見だけど 超厳選 130」欄に"先鋭的な雑誌"と

◎ H19・07・08〈書評〉朝日新聞「梶山季之と月刊『噂』/梶山季之資料室〔編〕/36年前の創刊号、熱い息づかい今も」//評・重松 清(作家)

◎ H19・07・22〈書評〉NHK BS-2<週刊ブックレビュー>「梶山季之と月刊『噂』」が紹介される //紹介者:南陀楼綾繁(ライター)目を惹くのは、全巻のおよそ半分の紙数を割いてなされた、創刊号の復刻=B /裏方として目立たない存在だった編集者たちを集め、座談会を企画し、それまで活字にされることのなかった文壇のエピソードを掘り起こしてやろう、 という梶山の並々ならぬ意気込みを、誌面の端々に感じることができます。 (HP「週刊ブックレビュー・オンラインブックレビュー」より)

◎ H19・08・21〈話題〉読売新聞〔東京版〕<記者ノート>「トップ屋、硬派……再評価される梶山季之」 //岩波現代文庫の『黒の試走車』『族譜・李朝残影』など3点の刊行とその紹介、また「梶山季之と月刊『噂』」にも触れ、 梶山夫人の談話「…私もその全貌をいまだに理解できない」などを紹介

◎ H19・08・22〈話題〉読売新聞<編集手帳>//上記<記者ノート>を受けての、第一面下段のコラムだが、 「梶山さんはトップ屋から創作に転じ、経済推理小説の分野を切りひらいて流行作家になった」などとし、 『黒の試走車』の内容に触れ、かつ今日的な問題にも示唆する

◎ H19・09・07〈話題〉週刊読書人…特集「いま蘇る梶山季之」//第1面に(1)内藤寿子「梶山季之の<おもしろさ> /複雑な地下茎を育む/『生贄』で描かれた戦後日本の深淵」と、(2)大塚茂樹「『族譜』等の朝鮮小説に出会った驚き 岩波現代文庫編集部から」、 第8面に(3)橋本健午「わが師 梶山季之の遺したもの」(8・31発売)

◎ H19・09・14〈話題〉週刊読書人「風来」//1962年、梶山がそれまでのノンフィクションものから小説『黒の試走車』を書くに到った経緯などに触れている

◎ H19・9・10月号〈話題〉医家芸術「医家随想」…大宅壮一と梶山季之、そして藤倉一郎(筆者:天瀬裕康) //1970年11月、大宅壮一(評論家)は入院先の病院で死去、それを看取った主治医の見た大宅と梶山に関するエピソードを伝える

◎ H19・9・21〈10:00-11:35放映〉NHKハイビジョン・HV特集(再放送)「映画人は海峡を渡った」幻の日刊合作映画 //韓国・申Film1965.03、完成1967.**(脚色:松山善三)「李朝残影」に関して…梶山季之夫妻など

◎H19・09〈再録)「丈夫、志あるも」//竹中労『無頼の点鬼簿』(ちくま文庫)…初出「別冊新評」梶山季之の世界〈追悼特集号〉S50年夏号

◎ H19・11〈特集〉報告書「没後33年記念事業 時代を先取りした作家 梶山季之をいま見直す」(中国新聞社発行) //1、講演とシンポジウム(5・20藤本義一ほか) 2、作家展「梶山季之の作品と人間像」(6・1〜6・20) 3、特別寄稿

◎ H19・11・17〈作品紹介〉日本経済新聞〔夕刊文化〕文学周辺89 梶山季之『せどり男爵数奇譚』 東京・神田神保町「本の悪魔に、その時、魂を売ってしまった。」 //「(八木書店の)八木さんは、梶山が最も多く小説の材料を得たのは書物研究家庄司浅水からだろうと推測する。…」

◎ H20・01・25〈紹介〉週刊読書人…"出版メモ"「没後33年記念事業 時代を先取りした作家 梶山季之をいま見直す」(中国新聞社) //

◎ H21・03・27付〔エピソード〕週刊読書人…第1面特集「人間に興味を抱いて書き続ける 大下英治氏インタビュー」 //同氏の新巻『トップ屋魂 週刊誌スクープはこうして生まれる!』に関連して、 中見出しに「梶山季之さんとの出会いによって/私小説でなく売れるものをかけるように」とある

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